|
読みました。
所々に多少の粗はありましたが、とっても熱いシナリオで良かったです。
徐々に高まるロックの闘気と、ゼロの殺気。
データとともに駆けつけるもゼロにあえなく敗れ、甚振られるロール&トロン。
その様子が生で感じられるぐらいに迫力のある文体でしたね。
その後はもう読者を引きずり回さんばかりのスピーディーかつパワフルな戦い!
そのテンションはもう高すぎて読んでいる自分がついていけないほどです。
たぶん文末の「!」の数が多すぎたのかな?
もう少し落ち着いても良質な戦闘シーンを書くことはできますよ。
これからも頑張って!
不満は終盤になるほどサブキャラの役割が薄くなっていったことです。
特に二人のマザーは、DASH時代においては世界の運命を左右しかねないほどの力をもちながら、
それに匹敵する実力を手に入れているゼロに比べると、ずっと出番が少ないんですね。
路線の都合上ボーン一家は必然的にチョイ役にならざるを得ない(酷)としても、
マザーが登場回数に恵まれなかったのは痛かったです。
そういえばガガとジジもいたような・・・?(汗
また、ラストシーンが短すぎることにも物足りなさ、というか違和感を感じました。
ロックとゼロ、もといダブルが最後の会話をし、遺跡が崩れて、それでおしまい。
ダブルに対する思い入れは他の登場人物にも多少はあったはずなのに、最後の最後でそれに関して全く綴られていません。
ロックもいつの間にか吹っ切れてますし・・・・
もっと読後に余韻が残るような終わり方をしてほしかったのですが、これは私の欲でしょうか?
|
|