|
ズガーーーーーーーーン!!!
ゼロによって吹き飛ばされたロックの身体が壁にめり込んでいく!!巻きあがる粉塵!!
ロックは全神経を突き刺す痛みに耐えつつ、ゼロにハイパーシェルを撃ち込む!!
それをいとも簡単にかわし、逆にC,Bを連射するゼロ!ロックもシールドで防御!
しかし、わずかな隙を突きゼロがΩ・デストロイヤーを完成させロックに撃ち込む!
変形速度と共に威力までも高められた殺人銃はシールドを簡単に突き破ってしまう!
アームを解除してダメージは防ぐが、シールドはもう使えない。ロックの顔に焦りが見える。
「どうした、トリッガー?これがおまえの本気なのか?とんだ期待はずれだな。」
余裕を見せつけるゼロに苛立ちを覚えるロック。ブレードでゼロに斬りかかる!
ギャーーーーーーーーーーーーン!!!
ロックのブレードをS,C,B,Wのヘル・マーダーで受け止めるゼロ。憎しみに満ちた
ロックの顔を見て、やや不満げな表情を見せるゼロ。がっかりしているようにも見える。
「・・弱すぎる・・俺の読み違いだったのか?おまえなら可能だと思ったのだがな。」
そう呟くとロックを弾き飛ばすゼロ。再び両者の間合いが広がる。
「一体何のつもりだ?!さっきから適当にあしらったり、ブツブツ呟いたりして!」
ロックが声を荒げて怒鳴る。力量の違いに行き場の無い怒りをぶつけているのがわかる。
そんなロックを見て何かを決意したゼロ。徐にロックに背を向け歩き出した。
ロックは不思議そうにゼロの後を目で追うと、ゼロは何やらコンパネを操作している。
ロックの頭に嫌な予感がよぎる。そしてその予感は的中する!!
「最終プロテクト解除。これより旧システムの再生及び全デコイの抹殺プログラムを実行する!」
|
|