ロックマン雑談掲示板

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【111】行くぜ!最終章だ!!小説だぁ〜!! 人型ユニットロッシー 02/11/27(水) 1:40 スピニングガビョール(マサさん作)

   【114】Re:行くぜ!最終章だ!!小説だぁ〜!! 人型ユニットロッシー 02/11/27(水) 1:42 スピニングガビョール(マサさん作)
   【115】Re:行くぜ!最終章だ!!小説だぁ〜!! 人型ユニットロッシー 02/11/27(水) 1:43 スピニングガビョール(マサさん作)
   【116】Re:行くぜ!最終章だ!!小説だぁ〜!! 人型ユニットロッシー 02/11/27(水) 1:44 スピニングガビョール(マサさん作)
   【117】Re:行くぜ!最終章だ!!小説だぁ〜!! 人型ユニットロッシー 02/11/27(水) 1:45 スピニングガビョール(マサさん作)
   【118】Re:行くぜ!最終章だ!!小説だぁ〜!! 人型ユニットロッシー 02/11/27(水) 1:45 スピニングガビョール(マサさん作)
   【119】Re:行くぜ!最終章だ!!小説だぁ〜!! 人型ユニットロッシー 02/11/27(水) 1:46 スピニングガビョール(マサさん作)
   【120】Re:行くぜ!最終章だ!!小説だぁ〜!! 人型ユニットロッシー 02/11/27(水) 1:47 スピニングガビョール(マサさん作)
   【121】後書きっす。ありがとうっす!! 人型ユニットロッシー 02/11/27(水) 1:48 スピニングガビョール(マサさん作)
   【141】珍しく一番乗り(何 管理人 02/11/30(土) 23:33 エリー(管理人専用)
   【153】メール読んでくれました?返信ドす! 人型ユニットロッシー 02/12/1(日) 13:43 スピニングガビョール(マサさん作)
   【162】ようやくツッコミ(何)を。 AMO 02/12/3(火) 17:43 キオルシン(AMOさん作)
   【163】ようやくツッコミが・・感激! 人型ユニットロッシー 02/12/3(火) 20:57 スピニングガビョール(マサさん作)

【114】Re:行くぜ!最終章だ!!小説だぁ〜!!
スピニングガビョール(マサさん作)  人型ユニットロッシー E-MAIL  - 02/11/27(水) 1:42 -

引用なし
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     「ロールちゃん、おまたせ!サポートしに来たよ!!」 「データ!!」
   そう、そこにはロックとロールを心配して駆けつけたデータが立っていた!
   データは足早にロックに近づき、ヒーリングを施す。すると、ロックの傷がみるみる塞がっていく。
   その様子を見てロールは落ち着いたようだ。キッと顔を引き締め、ゼロを睨む。
  「・・馬鹿な奴だ。既にその端末は死んでいるというのに・・。」 「そんな事無いよ!」
   ロックの傷を塞ぎ終え、ロールの横に並ぶデータ。彼の手にはデリンジャーが二丁・・。
  「今、確かにロックは意識を失って危険な状態だけど・・必ず戻ってくる!」
   データは武器を構えつつ、ゼロを威嚇する。ロールも闘志が沸いてきた!
  「さあ、行くわよデータ!ロックが戻るまで二人で・・」 「三人よ!!」
   突然の声に振り向くロール。そこにはサーベルを構えつつ走ってくるトロンの姿が・・。
  「ロックが戻ってくるまで、あんたにた〜〜っぷりとお礼をさせてもらうわ!」
   二人と一匹の心は一つになった。各々の武器を構え、ゼロに向かって同時に特攻する!!
  「・・雑魚がぁ・・すぐさま料理してやるぜ。己の無力さを痛感しなぁ!!!」
   互いの信念の元。今、一人の勇者を守るものと消すものがぶつかり合う!!

   その頃。ロックの意識は無限の宇宙の中をあちこちと飛び回っていた。
   しばらくすると、ロックの前に巨大なブラックホールが現れ、ロックの身体を飲みこむ。
   気が付けば、ロックは小惑星郡の一つの上に立っていた。そしてその前には一人の青年が・・。
  「・・もしかして・・。あなたがロックマン・トリッガーさんですか?」
   ロックの問いに頷き、振り返る青年。その顔はロックと全く同じだった。
   アーマーは白く、赤と青の模様が描いてあり、流線的な形をしていた。
  「ようやく会うことが出来たね。初めまして、ロック。ごめんね、昔の事に巻きこんで・・」
   軽く頭を下げるトリッガー。漂う小惑星の中、前世と後世の奇妙な話し合いが始まる。
   そこでロックは驚きの事実をトリッガーから聞くことになる。
  「ええ?!ゼロはあなたのせいじゃなく、事故のせいで死んでしまったんですか?!」
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【115】Re:行くぜ!最終章だ!!小説だぁ〜!!
スピニングガビョール(マサさん作)  人型ユニットロッシー E-MAIL  - 02/11/27(水) 1:43 -

引用なし
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     「ど、どういうわけなんですか?ゼロはあなたが殺したとはっきり言いましたが・・。」
   いつのまにか出現した椅子に腰掛けて、ロックが動揺した口調で聞く。ふと指を鳴らすトリッガー。
   すると、巨大なスクリーンのようなものがロックの横に現れた。
  「確かにゼロは俺との闘いの最中で死んでしまった。待ち合わせ場所も俺が指定したから、
   事前にトラップを張る事ぐらいできる。しかし、俺はそんな事はしない。これを見てくれ。」
   そう言うとトリッガーは手元のボタンを押す。すると、スクリーンに映像が映し出された。
   そこには黒い球体の中でうずくまるゼロの姿があった。その横にはトリッガーもいる。
   ゼロがどのようにして死んでしまったのかがわからなかったロックにとってかなり刺激が強い映像だ。
   ここまでならば、ゼロがトリッガーの策略で倒された事が自然と伝わってくる。だが何か様子が違う。
   その時!何を思ったか、トリッガーが黒い球の中に入ろうと体当たりをし始めた!
   ゼロが苦しんでいる様子からこの球体に入る事は自殺行為に近い事がはっきりわかるのにだ。
   必死で体当たりを繰り返すトリッガーだったが、ふいに物陰から飛んできた一人の青年に止められる。
  「おまえは今日入ってきた新米じゃないか?!何故ここにいる?!」
   興奮状態のトリッガーにびくつきながら、新人の粛清官が小さな子供のように話す。
  「だって・・ゼロ様はトリッガー様を殺そうと・・他のマザー直属の粛清官に向かって、
   処理行為を行おうとするものは・・イレギュラーと認定されるから・・だから!!・・俺・・。」
   新人であるがゆえ、ゼロとトリッガーの関係を知らなかったのだろう。それを聞き、
   あまりにも偶然に出来あがってしまった惨劇にどうする事も出来ず、ゼロを見つめるトリッガー。
   遂に、ゼロの身体が闇へと消えた。超重力のせいで発生した亜空間に入ってしまったのだろう。
   もう、友には会えない。この次元に帰ってくる可能性はゼロに限りなく近いのだから。
   泣き崩れるトリッガー。その姿を見ながら動揺する新人粛清官。数千年前の悲しい悲劇だった。
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【116】Re:行くぜ!最終章だ!!小説だぁ〜!!
スピニングガビョール(マサさん作)  人型ユニットロッシー E-MAIL  - 02/11/27(水) 1:44 -

引用なし
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     「これが真相だ。俺はゼロを失い、ゼロは俺に憎しみを抱いた悲しい事件さ。」
   スクリーンを収めつつ、暗い顔でロックのほうを向くトリッガー。ロックもしばらく考え込む。
  「どういう理由であれ、俺が殺したとゼロは思いこんでいる。俺は誤解を解き、憎しみの鎖を
   断ち切って、また元のゼロに戻って欲しいんだ。今のゼロはバーサーカーと化している。」
   トリッガーは椅子を離れ、何やらコンパネを操作し始めた。ロックもつられて立つ。
  「俺は死んでしまった。だからゼロと闘うことは出来ない。しかし、君ならゼロを元に戻せる。
   今から俺の全てを君に渡す。これで全てのリミッターが外せる。そして、ゼロを救って欲しい。」
   トリッガーが真剣な眼差しでロックを見つめる。ロックは静かに口を開いた。
  「・・僕もゼロ・・いや、ダブルには元に戻って欲しい。運命なんかに引き裂かれたくない!
   僕は戦います。あなたの意思を継ぐために・・そして、ダブルを元に戻すためにも!!」
   
   一方。現実世界では・・・。
  「・・何度も言うが・・。もう三十体ぐらい用意するべきだったな。」
   勝ち誇り、血を大量に浴びた姿で部屋の中央に立っていたゼロ。
   高く差し出された腕には首を締め上げられているトロンが・・足の下にはロールがいた。
   どちらもアーマーを全て砕かれ、血まみれのアンダースーツだけになっていた。
   データもトロンとロールを治療しすぎたせいか、煙を出して転がっていた。
  「さぁ〜て・・雑魚相手も飽きてきた。まだ生きているようだが、そろそろ死ぬか?」
   ゼロは腕と脚に力をこめる。首を締め上げられ、腹を踏まれ、辺りに苦痛の叫びが響く。
   トロンとロールの意識が薄れ始めたその時だった!突然、部屋の一角から光が生まれた!
   突然の乱入に何事かと顔を上げるゼロ。ロール達も発光部分を見つめる。
   やがて、光が収まり、一人の少年が立っていた。青いアーマーを付けたその少年は・・!!
                 「ロック!!」
   その場にいた全員が彼の名を呼ぶ。彼らが待っていた希望の光が今ここに蘇ったのだ!!
   ロックはロールちゃん達の様子を見て、顔を曇らせる。そして・・・。
  「ゼロ・・。ロールちゃんとトロンちゃんを離してもらうよ・・・。」
   そう、ロックが言った瞬間!!ロックの姿が消えた!!突然の出来事に対応が遅れたゼロ!
   
                  ドガン!!!

   ゼロの顔面にロックの飛び蹴りが炸裂!!あまりの速さに誰も気付く事が出来なかった。
   ゼロが壁に激突する頃には、ロックは二人の戦友を抱きかかえていたのだった。
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【117】Re:行くぜ!最終章だ!!小説だぁ〜!!
スピニングガビョール(マサさん作)  人型ユニットロッシー E-MAIL  - 02/11/27(水) 1:45 -

引用なし
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      二人を抱きかかえたロックはデータを拾い、そのまま扉のほうへと歩んで行った。そこへ・・。
  「ロォォ〜〜ック!!応戦に来たぞ!!俺も闘う・・って、うおぅ?!」
   扉を開け、ボーン一家とマザー二人が走り込んできた。重傷の二人を見て驚いたようだ。
  「セラさん、ユーナさん。二人とデータをお願いします。出来るだけ安全な所へ・・。」
   そう言うと、ロックは彼らに背を向け、腰から何かを引き抜いた。それを見たセラが声を上げる。
  「そ、それはトリッガーのZ,S!!」 「な、何だと?!Z,Sはゼロの武器じゃねぇのか?!」
   頭に大量の?マークを浮かべながら、セラに詰め寄るティー。そこへユーナがフォローする。
  「Z,Sといっても、トリッガーのは『ゼロ・セイヴァー』。無をも守る剣なのよ。
   ゼロのZ,Sを魔剣とするなら、トリッガーのは聖剣といったところね。」
   と、その時。解説するユーナの声を遮るかのように瓦礫の中から声が・・・。
  「くくく・・。つまり俺とトリッガーは始めから反発しあうように作られたというわけだ。」
   瓦礫の中から笑いながらゼロが出てきた。Z,Sを構え、C,Bをこちらに向けている。
   ゼロの顔は狂気に満ち、身体から凄まじいまでの殺気と闘志が感じられる。
  「・・帰って来たな。ようやくおまえに会えたんだなぁ〜!!ふははははははは!!
   この時を待っていたぞ〜!!さぁ!!殺してやるぞ、トリッガー!!覚悟しろよ!!」
   ゼロがC,Bをヘル・マーダーへと変える。ロックもゼロを見つめながらZ,Sを構える。
   しばらく睨み合っていた両者だったが、何かに弾かれたようにいきなり走り出した!
        今、お互いの死力を尽くした最後の死闘が始まった!!
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【118】Re:行くぜ!最終章だ!!小説だぁ〜!!
スピニングガビョール(マサさん作)  人型ユニットロッシー E-MAIL  - 02/11/27(水) 1:45 -

引用なし
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      ズガンッ!!ズガズガンッ!!ズガズガズガズガッ!!!ズガーーーーーン!!!

  「な、何だ、何だってんだ?!これが古代人同士の闘いだってぇのか?!」
   ティーゼルが驚きの声を上げるのも無理は無い。常人では捕らえきれないほどのスピード、
   ぶつかり合うたびに起こる衝撃波。もはや常識を覆すほど凄まじい闘いなのだ・・。
   突如、ロックとゼロの姿が現れた!ロックはハイパーシェルを、ゼロはC,Bを装備している。
   そして、互いの武器を撃ちまくりながら接近していく!相殺されていく互いの攻撃!
   ついに零距離まで近づいた瞬間!ゼロのZ,Sが唸り、ハイパーシェルを切り落とした!
   だが、それはロックの作戦だった!がら空きになったゼロの胴に向かって膝蹴り!!
   吹き飛ぶゼロをバスターで追撃し、壁に激突させたところで、クラッシュボムをぶち当てる!
   もうもうと上がる砂塵。しかしロックは別の方向を向いていた。そこには血塗れのゼロが・・。
  「ハァハァ。結構なダメージだ。・・・次はこちらからいかせてもらうぞォ!!」
   そういうとゼロはC,Bをショットガンに変え、撃ってきた!それを側転でかわすロック!
   ゼロはC,Bを回しながらリロードして連射しまくる!バク転の連続でかわすロック!
   ショットガンを収めロックに接近するゼロ!ロックは弾に気が向いていてそれに気付かなかった!
          「デスコマンド!ブラッディーラッシュ!!」
   ゼロの強烈な一撃で撥ね上げられるロック!しかしまだゼロの攻撃は止まらない!!
   ロックをジャンプで追いかけ、パンチの殴打!!無防備のロックへそのままルイン・ブラスト!!
   ロックの身体は閃光に飲まれながら、壁に激突!大爆発を引き起こした!!口から大量の血が・・。
   しかし、それでもロックはZ,Sを握り、ゼロへ突進していく!!ゼロも向かってくる!!
  「いくぞぉぉぉ〜〜〜!!ゼロォォォ!!」 「トリッガぁぁぁぁ!!!」
   
            ギャーーーーーーーーーーーン!!!!

   またもぶつかり合う両者。激しく息を切らし、既に体中がぎしぎしと軋む。
   しかしそれは、ゼロも同じであった。剣圧に負け、同時に跳ね飛ぶロックとゼロ。
   もう、時間はかけられない!ロックがシャイニングレーザーを、ゼロがΩ・デストロイヤーを、
   構える。システム発動まで残り三分!!両者の武器のチャージが完了した!!
   生命力を燃やし、最後の攻撃に望みを託すロックとゼロ!・・これで全てが決まる!!
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【119】Re:行くぜ!最終章だ!!小説だぁ〜!!
スピニングガビョール(マサさん作)  人型ユニットロッシー E-MAIL  - 02/11/27(水) 1:46 -

引用なし
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     「ワワワッ!セラちゃん!!どっちが勝つの?!ロック君に決まってるよね?!」
   チャージによる衝撃で揺れる地面に蹴躓きながら、ユーナが心配そうに聞く。
   ロールとトロンの応急処置が済んだセラは、ただわからんとしか言わなかった。
  「がんばれよ〜!!ロックぅう!!」 「フレーフレー!!ロックさん!!」
   傍ではボーン一家によるロックへのエールが送られている。
   この攻撃に・・。今全ての人の願いが込められた!!そして、ロックの思いも・・。
  「いくぞぉぉ!!フルパワーだ!!シャイニングレーザぁぁあああ!!!」
   気合の掛け声と共に撃ち出される光の龍!!ゼロを飲みこむ勢いで突進していく!!
  「トリッガぁああぁあ!!おまえを殺す!!殺すんだぁあぁあ!!Ω・デストロイヤー!!」
   ゼロのC,Bから放たれる赤き龍!!光の龍とぶつかり合い、夥しいエネルギーを散らす!相殺した!
  「うおおぉおおぉぉおおお!!!!」 「だああああぁあぁぁああ!!!!」
   続けてロックがヘブンズ・ブラストを!ゼロがルイン・ブラストを同時に放つ!!
   何もかもをなぎ倒す光の光球同士がぶつかり合い炸裂する!!またも相殺された!!
   
                  バギン!!!
 
   あまりのエネルギーを照射したのか、ロックのバスターとゼロのC,Bが音を立てて砕けた!!
   しかし、彼らはそんな事にはまったく動じない!ただ目の前の敵を倒すのみなのだから・・。
   するとロックは静かにZ,Sをまだ残っているバスターのエネルギー変換炉部分にはめ込んだ。
   すると、Z,Sから10mはある巨大な剣が現れた。神秘的な雰囲気を醸し出す、まさに聖剣だった。
   ゼロもZ,Sのリミッターを外す。こちらは全てを叩き潰すような剣・・いや塊だった。
   ・・これで決まる・・。おそらく一瞬の油断が命取りになる最後の一発勝負。
   辺りが静まった。全員が固唾を飲んで見守る中、天井の亀裂から落ちる一つの破片が・・・。
   音も立てず、時の流れの中をゆっくりと落ちて行ったその破片が床にぶつかったとき!!
   ロックとゼロは同時に走りこんだ!!スピードは互角、パワーも互角!勝敗は互いの意思の強さで決まる!!
  
             ズバアァァァアァアンッッ!!!!

         影が交差し、両者の動きが止まる。果たして勝敗は?!
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【120】Re:行くぜ!最終章だ!!小説だぁ〜!!
スピニングガビョール(マサさん作)  人型ユニットロッシー E-MAIL  - 02/11/27(水) 1:47 -

引用なし
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                    ・・・ドサッ!!・・・

   一つの影が今ゆっくりと倒れこんだ。遅れてもう一つの影も倒れる。相討ちだったのか?
   一同が固まって見守る中、セラだけが最初に倒れた影のほうへと歩んで行った。
   赤い刃を最後の灯火のように光らせる緑の髪の少年。ゼロ・ウォーレンツの元へ・・。
  「勝負は俺の負けだったな。やっぱあいつは強いわ。イカレテなくても勝てたかどうか・・。」
   肩から腹にかけて大きな傷跡があるというのに、軽い口調で話すゼロ。昔の彼に戻ったようだ。
  「なぁ〜、セラよ〜?俺・・やっ・ぱ間違って・・たのかな?」
   口では笑ってはいるものの、大量の出血で危険な状態である。そんな彼を見ながらセラが・・。
  「・・少なくとも、もう我々がこの世界にちょっかいをかける必要は無い。我々は滅んだのだ。」
   いつもの厳しい口調のセラにゼロが苦笑いをしていると、ロックがこちらにやってきたようだ。
  「ゼロ・・いやダブル・・・。」 「よ〜う。ロック〜。元気・・そうだな。」
   屈託の無いダブルの笑顔にロックは安心したようだ。ダブルの横に座り込む。
  「さあ、帰ろう。早く治療して、元気に・・」 「ロック・・・ありがとな。」
   突然のダブルの真剣な眼差しにしばらく固まる一同。なおも続けるダブル。
  「俺とな、また・・友達になってくれ・てありがと・・な。こんな形に・・なっちまったが・・」
   ロックには何を言っているのかわからなかった。そこへ何やらリモコンを取り出すダブル。
  「今からプログラムを爆破・・する。早く逃げろ。・・巻きこまれちまうぜ。」
  「何を言ってるんだ?!ダブルも一緒に!!一緒に帰ろうよ!!」
   涙を流しつつ、ダブルに詰め掛けるロック。そんな彼を見ながら笑うダブル。
  「トン・・でもない勘違いをしてたんだぜ・・みっともなくて帰れるか。それに、俺に
   組み込まれて・・いる・・プログラムはまた発動・・するだろう・・しな・・。」
   再度ロックの顔を見るダブル。その顔には帰ることの出来ない決意が秘められている。
  「Z,Sを・・持って・・いってくれ。お守り・・みたいなもん・・だ。大切にしてくれよ。じゃあな。」
   ロックはダブルを引きとめようとするがティーゼルに邪魔され、引きずられるようにして出ていった。
   そして、ロック達が遺跡を抜けた瞬間!!

         ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォォォォォォ〜ン!!
 
   音を立て崩れ行く遺跡。あっという間にただの瓦礫の山と化してしまった。
   しばらくそれを眺めていた。ロック達だったが、サルファーボトム号が着陸したので引き返す事にした。
   ロックは窓の外をしばらく眺めていた。手に友の「形見」を持って・・・。
  「・・・ダブル。君の事は忘れないよ・・。ずっと見守っていてくれ。・・じゃあね。」
   一つの別れを載せ、去って行く飛行船。そんな飛行船を真っ赤な夕日が優しく包むのだった・・。           

                                ・・Fin・・
                            (to be never continuede)
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【121】後書きっす。ありがとうっす!!
スピニングガビョール(マサさん作)  人型ユニットロッシー E-MAIL  - 02/11/27(水) 1:48 -

引用なし
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   終わったぞ〜〜〜!!いやっはぁ〜〜!!長かったな〜おい!!(誰よ?
さてと、みなさん!どうもこんな駄文に付き合っていただきありがとうっした!
始めてから半年!!長いようで短い執筆生活はようやく一区切りつくことが出来ました。
それでは、改めて『運命の天秤』について語り・・ん?何かが遠くから・・もしかして?!
「うぃ〜っす!!ダブルで〜っす!!全国三万飛んで六人のファンの皆さん!お待ちど〜!!」
ゲッ!!出やがった!!さくさく進めたかったのに!!
「さ〜早速、お葉書から行きましょうか〜!東京都のS・Aさん!」
誰からも来てねぇし、おまえのコーナーじゃねぇし、ファンの人数中途やし!!
「こら、そこ!突っ込み入れない。・・え〜っと何で『運命の天秤』なんですかって?」
お、そんなとこから突っ込むか?まあいいか。え〜っと何でなんでしょう?
「こっちがきいてんの!何で?早くいわねぇと斬るよ?!」
Z,Sを振りまわすな!いいか、天秤ってこう善と悪を比べる意味でよく出てくるだろ?
それにロックが悪なのか、ゼロが悪なのか、引っ掛けたのよ。
ついでに左右繋がっている所からどちらかに変化があればもう一方も変化する運命共同体。
これらの意味から『運命の天秤』って訳よ。アンダ〜スタンドゥ?
「ほう、そうか〜。んじゃ次。ダブルの名前はどうして?」
X4の地味なキャラ『ダブル』くんがスパイだったのを元に、二重人格っつうことで決めました。
「安直だな・・。次!・・あれ?もう無いや。」
エ?!もう?!早いなぁ〜・・ま、いいか!どうもみなさん、お付き合い頂きありがとうでした。
ココロジで出す完全板も見てくださいね〜!!
「ふ〜もう俺は出てこないんだなぁ〜・・。ち〜とばかし悲しい。」
ん?じゃあ書こうか?ネタあるし。書きたいって思ってたし。
「マジで?!そんじゃあ書け!!受験無視してもいいから書け!」
無茶言うな!まぁエイルさんのお達しが出れば・・・。というわけで、でぃは!!
「みなさ〜ん、ほんとにありがとう!!ツッコミも忘れずにな〜!!」
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【141】珍しく一番乗り(何
エリー(管理人専用)  管理人 E-MAILWEB  - 02/11/30(土) 23:33 -

引用なし
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   読みました。
所々に多少の粗はありましたが、とっても熱いシナリオで良かったです。
徐々に高まるロックの闘気と、ゼロの殺気。
データとともに駆けつけるもゼロにあえなく敗れ、甚振られるロール&トロン。
その様子が生で感じられるぐらいに迫力のある文体でしたね。
その後はもう読者を引きずり回さんばかりのスピーディーかつパワフルな戦い!
そのテンションはもう高すぎて読んでいる自分がついていけないほどです。
たぶん文末の「!」の数が多すぎたのかな?
もう少し落ち着いても良質な戦闘シーンを書くことはできますよ。
これからも頑張って!

不満は終盤になるほどサブキャラの役割が薄くなっていったことです。
特に二人のマザーは、DASH時代においては世界の運命を左右しかねないほどの力をもちながら、
それに匹敵する実力を手に入れているゼロに比べると、ずっと出番が少ないんですね。
路線の都合上ボーン一家は必然的にチョイ役にならざるを得ない(酷)としても、
マザーが登場回数に恵まれなかったのは痛かったです。
そういえばガガとジジもいたような・・・?(汗
また、ラストシーンが短すぎることにも物足りなさ、というか違和感を感じました。
ロックとゼロ、もといダブルが最後の会話をし、遺跡が崩れて、それでおしまい。
ダブルに対する思い入れは他の登場人物にも多少はあったはずなのに、最後の最後でそれに関して全く綴られていません。
ロックもいつの間にか吹っ切れてますし・・・・
もっと読後に余韻が残るような終わり方をしてほしかったのですが、これは私の欲でしょうか?
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98; Win 9x 4.90; Q312461; .NET CLR ...@dhcpo099.gctv.ne.jp>

【153】メール読んでくれました?返信ドす!
スピニングガビョール(マサさん作)  人型ユニットロッシー E-MAIL  - 02/12/1(日) 13:43 -

引用なし
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   ▼管理人さん:
>読みました。
>所々に多少の粗はありましたが、とっても熱いシナリオで良かったです。
>徐々に高まるロックの闘気と、ゼロの殺気。
>データとともに駆けつけるもゼロにあえなく敗れ、甚振られるロール&トロン。
>その様子が生で感じられるぐらいに迫力のある文体でしたね。
>その後はもう読者を引きずり回さんばかりのスピーディーかつパワフルな戦い!
>そのテンションはもう高すぎて読んでいる自分がついていけないほどです。
>たぶん文末の「!」の数が多すぎたのかな?
>もう少し落ち着いても良質な戦闘シーンを書くことはできますよ。
>これからも頑張って!
>
>不満は終盤になるほどサブキャラの役割が薄くなっていったことです。
>特に二人のマザーは、DASH時代においては世界の運命を左右しかねないほどの力をもちながら、
>それに匹敵する実力を手に入れているゼロに比べると、ずっと出番が少ないんですね。
>路線の都合上ボーン一家は必然的にチョイ役にならざるを得ない(酷)としても、
>マザーが登場回数に恵まれなかったのは痛かったです。
>そういえばガガとジジもいたような・・・?(汗
>また、ラストシーンが短すぎることにも物足りなさ、というか違和感を感じました。
>ロックとゼロ、もといダブルが最後の会話をし、遺跡が崩れて、それでおしまい。
>ダブルに対する思い入れは他の登場人物にも多少はあったはずなのに、最後の最後でそれに関して全く綴られていません。
>ロックもいつの間にか吹っ切れてますし・・・・
>もっと読後に余韻が残るような終わり方をしてほしかったのですが、これは私の欲でしょうか?
ども、休みでも関係なく勉強地獄に襲われとるロッシーです!(し、死ぬ〜
おおっ珍しくエイルさんが一番乗り!(爆
早速、返信もとい言い訳をば・・(死

>前半の誉めまくりコメント!(何
ありがとうございます!!闘いのシーンお気に召したようで・・。
ただ、もう少し落ち着け!(違)って言われてもこうしないと書けないもんで・・(ぉぃ

>そして後半のツッコミコメント・・(ぉぃぉぃ
実は二つほど記事を削除したんですけど・・載せといたほうが良かったな。
一つ目の記事ではボーン一家とマザーらが合流して、何かと会話するシーン。
(ついでにここではガガとジジが心配して駆けつけて来るんですが・・・)
二つ目では脱出したあとのそれぞれのエピローグのシーンだったんですが・・。
やっぱり出たんですよ・・・記事節約グセが〜!!
テストが近づいた事であせっちゃってて、そのまま載せちゃったんですよ〜!
ああっ石を投げないで〜駄文を載せたからって、刃物まで投げないで〜。
・・つうわけでそこらへん考慮した後、ココロジに挑みたいと思います!

ついでに後書きのラストで書いてた続きの件・・OKっすか?でぃは!
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【162】ようやくツッコミ(何)を。
キオルシン(AMOさん作)  AMO E-MAILWEB  - 02/12/3(火) 17:43 -

引用なし
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   小説投稿から5時間後にはもう読んでいたのに感想は遅れてるAMOです(死

なんだかんだいって全体的にはよかったかなぁと思います。
でもやはり後半の展開は・・・と。
つまり言いたい事は言われてるわけです。ということで(コラ
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【163】ようやくツッコミが・・感激!
スピニングガビョール(マサさん作)  人型ユニットロッシー E-MAIL  - 02/12/3(火) 20:57 -

引用なし
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   ▼AMOさん:
>小説投稿から5時間後にはもう読んでいたのに感想は遅れてるAMOです(死
>
>なんだかんだいって全体的にはよかったかなぁと思います。
>でもやはり後半の展開は・・・と。
>つまり言いたい事は言われてるわけです。ということで(コラ
ども、史上初!両手を同時に突き指したロッシーです!(そんなたいそうな事でもない・・。
AMOさん長い間休まず(?)感想書いてくれてありがとうっす。
五時間後には読んでいただいたそうで・・・って朝にですか?!
そ、早朝から読んでいただくなんて・・・重ね重ねありがとうっす。
ココロジに載せる予定の完全板ではかなり読みやすくなってると思うんで・・。

もしかしたらまた書くかもしれませんが・・その時もよろしくッス!
これからもよろしくお願いしまっす!でぃは!!
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